ブックタイトルふなばし福祉98号
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ふなばし福祉98号
令和2 年(2020年)1 月発行 No.98主な記事内容 2面 ご高齢の方の「住まいの相談」受け付けています! 3面 「 赤い羽根共同募金」「歳末たすけあい募金」にご協力ありがとうございました。 4面 世代を超えて…できることを◇『ふなばし福祉』は赤い羽根共同募金の配分金で発行しています ◇新年おめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。昨年は多くの風水害により、千葉県はもとより全国各地に大きな爪痕を残すこととなりました。船橋市社会福祉協議会では、県内被災地に延べ69人の職員を派遣し復旧支援にあたりました。昨年9月の九都県市合同防災訓練では、安倍首相、森田県知事、松戸船橋市長にボランティアセンター立ち上げ訓練を視察いただきました。災害時の支援体制を作る上で「住民同士の顔の見える関係づくり」が大切である、との思いを改めて強くいたしました。本年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、新たな時代の幕開けを迎えます。船橋市社会福祉協議会におきましても、地区社会福祉協議会設立20周年の節目を迎え、福祉のまちづくりのさらなる前進が期待されています。こうした発展もひとえに皆様のご指導、ご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。本年も町会・自治会や民生委員・児童委員、ボランティアの皆様方のご支援をいただきながら、引き続き地域福祉の発展に努めてまいりますので一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。FJBボランティアサークル(船橋情報ビジネス専門学校)年頭にあたり船橋市社会福祉協議会会長 若わ こう生 美知子 FJBボランティアサークルは、学生13名と顧問1名で構成され、立ち上げから約1年のフレッシュなサークルです。昨年9月1日(日)の災害VC立ち上げ訓練にも、3名の学生が参加しました。 代表の石井さんは、台風15号発生後、SNSを通じて、子どものミルクが足りなくなった家庭にミルクを届けるなど、サークル仲間とともに県内被災地へ物資支援に行っています。大変喜ばれたとのことですが、「力不足を感じました。事前準備をもっとしておけば」と現地で活動したからこその想いを話してくれました。 また、災害VC立ち上げ訓練に参加した加藤さんは、「訓練前はボランティアに行きたいと思っても何をしたら良いか分からなかったけれど、災害VCの存在を今回初めて知り、活動時の流れを実践的に学ぶことができた」と振り返ります。 今後の活動について石井さんは、「無理してではなく、自分のできる範囲でやっていきたい」と話します。ボランティアへの敷居が高くない校風も印象的でした。自分には何ができるのか……ボランティア活動を通して得た学びが、学生自身の力になっています。「防災の日」である9月1日(日)、船橋市高瀬町運動公園をメイン会場に「九都県市合同防災訓練」(以下「合同訓練」)が実施されました。この訓練は、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市の警察や消防、自衛隊、DMAT(災害派遣医療チーム)、指定公共機関、民間企業など約110の機関・団体と、船橋市内の町会・自治会をはじめ約5000人が参加して実施されました。船橋市が会場となったのは31年ぶりです。船橋市社会福祉協議会(以下「市社協」)では、毎年行っている災害ボランティアセンター(以下「災害VC」)立ち上げ訓練を、今回は合同訓練の一環で高瀬下水処理場管理棟ロビーを会場に、千葉県社会福祉協議会をはじめボランティア団体、市内の大学、専門学校生など計96人の参加を得て行いました。 千葉県北西部を震源とするマグニチュード7・3の大規模地震が発生、船橋市も甚大な被害を受け、4日後に災害ⅤCを立ち上げるという想定で行い、特に今回は、安倍首相をはじめとする政府調査団がこの訓練を視察されました。被災地でのボランティア活動の流れを安倍首相、森田県知事、松戸船橋市長が体験され、首相からは「ボランティアに年齢制限はありますか」などの質問をいただきました。運営スタッフボランティアで参加した学生たち(※参加団体参照)の一人は「訓練ではありましたが、実際の場面をイメージして行うことを心がけました。要人への説明で大変緊張しました」と話していました。※参加団体千葉県・習志野市・佐倉市の各社会福祉協議会、千葉県災害ボランティアセンター連絡会、船橋SLネットワーク、千葉レスキューサポートバイク、東邦大学TOHOボランティア部、日本大学生産工学部ボランティア研究会、船橋情報ビジネス専門学校FJBボランティアサークルなぎ、被災地域の迅速な復旧、復興の手助けを行う場所です。今回の災害では、「屋根にブルーシートを張ってほしい」「がれきの片づけとその運搬をしてほしい」「倒れた庭木を切断してほしい」などの要望が多く寄せられていたほか、行(次ページへ?)昨年の台風15号、19号、その後の大雨により被災された皆様に、改めてお見舞い申し上げます。特に千葉県内では台風15号により甚大な被害を受けました。9月9日(月)早朝に非常に強い勢力のまま千葉市に上陸した台風は、猛烈な風と雨を伴い、停電、断水が長期間に渡るなど、想定を超えた被害をもたらした自然災害となりました。市社協では、千葉県社会福祉協議会の要請を受け、9月17日(火)から、富津市、木更津市、館山市、茂原市、鋸南町、多古町、長南町の7市町の災害VCに、延べ69人の職員を派遣しました。災害VCとは、被災された方とそれを支援したいボランティアの方をつ千葉県内被災7市町の「災害ボランティアセンター」に職員を派遣しました県内災害VCへの職員派遣状況(9/17 ~ 11/3)災害VC 回数(回) 延人数(人)富津市8 13木更津市2 3館山市23 31茂原市2 2鋸南町6 8多古町5 10長南町2 2計48 69ボランティア役も受付側もどちらも真剣被災地でのボランティア活動の説明を受ける安倍首相、森田県知事、松戸船橋市長安倍首相も体験!災害ボランティアセンター立ち上げ訓練発行 船社会福祉法人橋市社会福祉協議会 住所 船〒273-0005橋市本町2-7-8船橋市福祉ビル3階電 話047(431)2653F A X 047(431)2678ホームページhttp://www.funabashi-shakyo.or.jp発行部数202,000部