ブックタイトルふなばし福祉96号

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概要

ふなばし福祉96号

令和元年(2019 年)5月発行 No.96主な記事内容 2面 平成31年度事業計画・収支予算 3面 借りる側と貸す側双方の安心を担保する    『住まいるサポート船橋』 4面 『学びを実地に生かしたい』    障がい者施設でのサポート◇『ふなばし福祉』は赤い羽根共同募金の配分金などで発行しています ◇平成27年度から、船橋市社会福祉協議会(以下、市社協)が整備を進めてきた生活支援コーディネーター(※参照)を24地区社会福祉協議会(以下、地区社協)全てに配置できました。現在の活動として、地区内の助け合い活動(ゴミ出しや買い物、傾聴、話し相手など)を行う「たすけあいの会」の情報収集やサロンなどの実施場所、公共施設などの社会資源を把握して、地区の白地図に落とし込みをしています。また、昨年度からは、高齢者などにちょっとしたお手伝いをしていただける商店や企業などの把握に力を注いでいます。湊町地区では、事務所近くの町の電気屋さんに出向いてお話を聞かせていただけたことにより、電球交換を含む電化製品の相談に応じているなどの状況を知ることができました。宮本、葛飾、二和、松が丘、坪井の5地区では、生活支援コーディネーターの活動場所となる事務所を地区社協事務所とは別に設け、生活支援の相談やサロン活動を行っています。葛飾地区では、千葉県の補助を受け、地区内をカバーする「たすけあい"福祉教育を通じて"松本 智と も治は るさん(79歳)月一度の車椅子レクダンス(※参照)の活動に参加する松本さんを、新高根公民館に訪ねました。松本さんは、車椅子レクダンスを始めて20年になるそうです。当日は、7人のボランティアさんと、音楽に合わせて楽しそうにダンスをしていました。 車いすで生活される松本さんですが、家にこもらないよう外に出かけることが多く、自然や動物が好きで、吹矢やアーチェリーなどのスポーツも趣味でされるそうです。それには、家族や各グループの人たちの援助や協力があってこそできることと、大変感謝しています。さらに、行動的な松本さんは、市社協や千葉YMCA船橋地域デポの要請を請けて、市内の小・中学校の福祉教育の場で、車いすの利用者としての体験を話し、利用者への理解を深めてもらうために尽力されています。車いすのお蔭で行動が広がり、楽しい生活が送れるのは嬉しいと明るく話す松本さんに、外出中の心配事についてお尋ねすると「踏切で線路の溝に車いすのキャスターが入り込んでしまわないか心配、また、歩道が狭くて車いすが通るには危ないので市にもお願いできたら」と遠慮がちに答えてくださいました。「利用者にとって安全な町に住むことは、幸せなことだと思います。これからも元気な限り皆さんに少しご迷惑をおかけしながら理解を深めていただくことに役立っていけたら嬉しい」と話されます。何事も乗り越えてきた方の“真の笑顔” が印象的でした。(写真と文 白石 ちとせ)の会」を今年4月に立ち上げました。松が丘地区では、活動拠点『どんぐり』で、お休み処を開き、住民同士の仲間づくりを進めています。このような活動の情報は生活支援コーディネーター同士が共有し、ご相談の際に役立てていますので、今後とも皆様からの貴重な情報提供をお願いします。習志野台コミュニティールームの閉鎖に伴い、平成31年4月1日(月)、習志野台地区社協の事務所が左記に移転しました。地区にお住いの皆様にはご不便、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。移転先 習志野台1-6-7LIGHTS C号室?・FAX 047(465)0250白地図へ落とし込み(葛飾地区)湊町の電気屋さんにてお知らせ習志野台地区社協の事務所が移転しました広がりはじめた地域の連携24地区に配置された生活支援コーディネーターの動き市社協会費納入にご協力ありがとうございました日頃より市社協事業活動にご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。また、平成30年度市社協会費につきましても、市民の皆様、町会・自治会関係者様に多大なご協力を賜り心からお礼申し上げます。納入いただいた会費は、地域福祉推進のために有効に活用させていただきます(ご協力の法人、団体、町会・自治会名を市社協ホームページに掲載しておりますのでご覧ください)。今年度も会費のご協力依頼を6月に予定しております。町会・自治会の皆様にはお手数をおかけいたしますが、引き続きご協力をお願い申し上げます。会 費区 分件 数金 額 (円)賛 助690件23,922,617特 別238人509,000団 体24団体1,024,700法 人124社1,335,000※『認定NPO法人車椅子レクダンス普及協会』が進める活動で、車いす使用者と健常者が手をつなぎ、社交ダンスやレクダンスなどを楽しめる社会環境を実現することを目的とする。平成30年度会費総額26,791,317円※高齢者などが可能な限り住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続けられるよう、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」を一体的に提供する地域包括ケアシステムに基づき、『生活支援』のニーズ調査や、サービスが充足するよう環境を整えることを主に担う。発行 船社会福祉法人橋市社会福祉協議会 住所 船〒273-0005橋市本町2-7-8船橋市福祉ビル3階電 話047(431)2653F A X 047(431)2678ホームページhttp://www.funabashi-shakyo.or.jp発行部数202,000部