相談事例
自宅に「分電盤の無料点検に行く」と電話があり、契約中の電力会社と思い了承した。後日事業者が来訪し、分電盤を点検後「古いのですぐに交換しなければ漏電して火事になる」と言われ、不安になり、その場で15万円の交換工事の契約をした。数日後に工事予定だが、念のため、契約中の電力会社に確認したところ「当社ではそのような点検はしていない」と言われた。不審なので解約したい。
アドバイス
分電盤の点検商法の相談が多く寄せられています。
分電盤を含む家庭用の電気設備は、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられ、必ず事前に書面で通知の上、登録調査機関の調査員証を携帯した調査員が来訪します。点検後にその場で何らかの契約を勧誘することはありません。
分電盤に限らず、点検を持ちかける突然の電話や訪問には注意しましょう。
特定商取引法上の訪問販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフできます。
相談先
困ったときは、すぐに消費生活センターに相談してください。
船橋市消費生活センター
相談専用ダイヤル ☎047ー423ー3006
【相談受付】月~金曜日、第2・4土曜日(祝休日・年末年始を除く)9:00~16:00
詳しくは、船橋市消費生活センターセンターホームページをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
船橋市消費生活センター
(TEL)047-423-3006