2025(令和7)年2月26日に覚知された山林火災は、強風と乾燥した気象条件等により延焼し、岩手県大船渡市内各所に甚大な被害をもたらしました。
火災により約3,370ヘクタールの山林が焼失し、住家を含む多くの建物や生活インフラ等が損壊、一時期は1,896世帯、4,596名に対し避難指示が出される事態となり、多くの住民が避難を余儀なくされ、尊い人命が失われるという、極めて深刻な災害となりました
こうした状況を受けて、中央共同募金会では、「ボラサポ・令和7年大船渡火災」の寄付募集を開始しました。また、常時寄付募集を行っている「常設ボラサポ」への寄付の一部を併せて財源として、被災された方々や地域に対する緊急支援活動や復旧のための支援活動を行うボランティア・NPO団体等を、資金面で支えることを目的とし、助成事業を実施いたします。
本助成では対象となる活動は、「活動日数30日以内(人件費応募不可)の短期活動」および「活動日数31日以上(人件費応募可能)の中長期活動」、対象期間は、2025年2月26日からの活動としております。活動日数31日以上の中期活動の応募については、人件費も対象とします。
また、各プログラムごとの1団体の応募可能件数は1件(中長期助成と短期助成に1件づつ)とし、被災地域において、発災直後から行う緊急支援活動、住まいや生活を取り戻す期間までの復旧支援活動や、被災地のコミュニティ再生や町の活性化を図るなどの復興支援活動を対象とします。
なお、被災地域外の団体からの応募にあたっては、被災地域の状況と、被災地の行政・関連機関等 の意向および公表されるボランティア活動に関する情報等を踏まえて活動を計画いただくようお願いします。
詳細はこちらからお願いいたします。